熊本市西区城山大塘1-9-25
患者の生涯にわたる健康増進のため
専門性の高い総合歯科医院を目指して
最新の技術で応える
お口のホームドクター
2003年、『慶歯科医院』開業時に志したのは〝メンテナンスを通して患者様の生涯に寄り添えるお口のホームドクター〞。当時は「痛くなってから歯科へ行く」という風潮が強く、予防に取り組む歯科は珍しかった。
現在の同院の特長としてインプラント・口腔外科・歯周病・矯正といった部門のスペシャリストが在籍し、なかでも歯周病とインプラントでは歯科医師を指導できる「指導医」も存在する。また静脈内鎮静法を行っていて、歯科治療が怖いという人や大掛かりなインプラントの手術のときにリラックスさせて処置を行うことが可能。
大学卒業後、大学病院で総入れ歯とインプラントの診療を行っていた村上院長。「総入れ歯の患者様を元のように食べられるようにするのは極めて難しく、頻繁に入れ歯の痛みを訴える総入れ歯の患者様が多くおられます。部分入れ歯を入れると少しずつ歯を失くし最終的には総入れ歯になります。逆にインプラントを使用すれば口腔内が長く安定した状態を保てることが可能です。またインプラントを成功させるには歯周病をコントロールしておく事も重要です」と語る。歯周病治療ではエムドゲインによる歯周組織再生療法も行っており、なるべく歯を保存するための取り組みを実施。インプラント手術を受ける際には歯周病の予防も重要で、定期メンテナンスは日本口腔インプラント専門歯科衛生士がサポートしてくれる。
また同院では高血圧・心臓病・糖尿病などの患者でも手術が受けられるよう準備し、歯科用CTで神経までの距離や骨・動脈の位置などを細かく調べる。患者の歯並びや噛み合わせ・年齢・要望なども考慮し最適な方法を選んでいる。
小児歯科に力を入れる
マイナス1歳から予防
「歯並びは重要で、顎の成長と筋肉の発達が不完全な事で悪くなります。ですから、顎の骨の成長を促したり、正しい筋肉の使い方をトレーニングしたりする小児矯正を勧めています」と小児歯科に力を入れている同院。受け口や前歯が噛み合わない開咬(かいこう)などの状態は歯に負担がきて将来、歯を失いやすいので、可能な限り治しておいた方が良いそうだ。これらの原因は、骨格的なものや、飲み込む時や話す時等に無意識に行ってしまう異常な舌の動き等があり、子どものうちに治せるかもしれない。「積極的に小児矯正を行っておくと人生が変わります」とアドバイスする。
また村上院長は「マイナス1歳からむし歯予防を意識してほしい」と、むし歯予防の啓蒙活動にも力を入れている。最後に「患者様が生涯にわたって何でも噛めるようにしたい。だけど健康は当たり前ではなく、年を重ねるほど知識が必要になります。私達は患者様に寄り添いながら、患者様の幸せな人生をサポートしていきたいと考えています」との事だ。