精密な検査と的確な診断
個人に合った最善の治療

新興住宅地と流通団地が融合する熊本市南区田迎町の〝けやき通り〟沿いにある『なかの耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック』。赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢層の患者が、近隣はもちろん県外からも治療を求めて足を運ぶ。精密な検査や的確な診断のもと、薬物治療やレーザー治療、内視鏡下などの日帰り手術など、多様な治療法の選択肢から最新かつ最善の治療にあたっている。特に耳鼻咽喉科は患者自身が患部を見ることは難しいので、内視鏡や顕微鏡などの映像を用いて、本人に患部を見せながらどのような治療を行っていくかなど、丁寧な説明を行って安全で納得のいく治療を心がけている。

近年はアレルギー性鼻炎や花粉症などのアレルギー疾患が増える傾向にあり、その原因や症状も多岐に渡り治療法も個人に合ったものを選択する必要がある。同院では薬物治療のほかアルゴンプラズマ凝固、炭酸ガス、ラジオ波の三種類のレーザー治療を充実させ、開院から１万例以上の治療を実施。レーザー治療は痛みが少なく治療期間も短く、特に鼻詰まりなどの改善に適している。効果は永久的ではないが、治療を繰り返すことで効果が上がることもあり、多くの患者は数年毎に再治療を希望している。「内視鏡、顕微鏡、超音波検査、レントゲン撮影、血球計算器などあらゆる検査システムを駆使してより早く正確に診断することが重要だと考えています」と中野理事長。精密な検査と的確な治療で一日も早い回復を手助けするのが医師の役割だと話す。

また、九州圏内の耳鼻咽喉科の中でも高い症例数の実績を持つ〝ボツリヌストキシン療法〟も注目をあびている。片側顔面けいれんやまぶたけいれん、斜頸などの治療に効果があると言われる〝ボツリヌストキシン療法〟は、ごく薄いボツリヌス毒素を病変に注射して、過度の筋肉のけいれんなどの症状を改善させる。同院は専門医が在籍し、その専門的な治療に当たっている。