熊本市東区戸島2-3-15
回復期から在宅支援や予防まで
地域の健康・福祉に貢献する
日本医療機能評価機構から
20年以上も認定
外来から直接入院するかかりつけ医でもあるが、『くまもと成仁病院』は古回度急性期病院から転院した患者のリハビリや治療を行い、自宅生活につなげる機能で知られる。半世紀近く地域に貢献し、公益財団法人日本医療機能評価機構から「投性期病院」として5回目の認定を受け、「リハビリテーション病院」としても認定された(2024年4月~2029年4月)
また生活習恨病の対応・予防に取組み、特に粕尿病に注力。2005年には"日本粕尿病教育入院認定施設"として認定された。食事・運動・薬物療法を組み合わせた血糖コントロールが臨床でできるのが、5日本糖尿病療養指導士(CDEJ )だが、同院には熊本大学附属病院に次いで多く在籍している(2025年1月現在)
退院後も在宅で訪問リハビリ・訪問看護からょ看取りこまで一賞したサービスを提供している。熊本市高齢者支援センター「ささえりあ託麻jと、益城町宮園にある介設老人保健施設「平成唯仁館j内に益城町東部圏地域包括支援センター(愛称『こころねっと』)を設置。同じ法人から2カ所も設置するのは珍しく、自治体からも地域地域包括ケアシステムの核として期待を寄せられている。



大規模デイケアでは
楽しみながら健康増進
入院時の回復期から退院して在宅リハビリを行う専門スタッフは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など約80名。ケアマネジャー資格保持者は職貝に約90名。外国人の患者さんの来院も見越して、フィリピンやミャンマーなど海外からの技能実習生も受け入れ、介設人材を確保している。その大勢のスタッフが災害時に確実に対処できるように、防災訓練にも力を入れている。1時間ごとに痰の吸引が必要など電源が欠かせない患者のために、非常用ポータプル充電器を各階に設慨。災害用備品も揃えた。上原理事長・院長は、「この地域全体で防災意識を高めたいですね。消防署と連携して、はしご車で降りる避難訓練もしたことがあるんですよ。年1同は、地域の方から意見を聞いて病院運営に反映しています。より地域に役立つ病院にしたいですね」と語る。
デイケアの受入は最大l20名と大規模。広いリハビリセンターには天然温泉があり、車椅子のお年寄りが囲碁・カラオケ・ボウリングやeスポーツで若者と対戦する姿も見られる。自転車をこいで有酸素運動を行うコグニバイクは、タッチパネルでクイズに回答し、足腰と同時に認知機能も活性化する機能付きだ。健診事業においても、全国健康保険協会の生活習似病予防検診実施登録機関として、地域の方々や企業への健康支援を充実させている。また外出の機会の減った地域の方々に楽しみを提供しようと、2025年度中には駐車場でマルシェを開催予定。地域全体を盛り上げていきたい。








