熊本市北区四方寄町1604-7
患者に寄り添い、最新の治療を
リウマチ・膠原病の専門クリニック
心身の状態をくみ取った
治療マネジメントを
リウマチ・膠原病の専門の診療活動を行う『熊本リウマチ内科』。関節・筋肉・じん帯・腱などの運動器が痛む病気の総称を〝リウマチ性疾患〟と呼ぶのだが、国内に70~80万人はいると言われている関節リウマチや全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群など、実に多岐に渡る疾患の診療を行っている。主な症状としては、発熱、皮疹、倦怠感、こわばり、関節痛・関節炎、筋肉痛、全身痛、内臓病変などがある。患者数の多い関節リウマチにおいては20~50代の女性に発症することが多く、発病から数年以内に急速に関節破壊が進行するため、的確な診断と早めの治療が望まれる。
坂田院長がリウマチ・膠原病に特化したのは、『熊本大学病院』での免疫・病理分野の研究と臨床から米国テキサス大学への留学を経て、膠原病の研究に専心したことが始まり。当時米国ではリウマチ性疾患の診断がかなり進歩しており、帰国後はその研究成果と経験を活かし、リウマチ性疾患に悩む人たちの力となりたいと現在に至った。「関節リウマチは早期治療がとても重要なのですが、初期の診断はかなり難しい。正しい診断をして適切な治療で関節破壊の進行を阻止することが大切です」。治療は主に抗リウマチ薬やバイオ製剤などを使った薬物療法が基本となる。薬物療法は劇的進化により優れた効果を発揮するが、一方で抵抗力も抑えることになり感染症に陥りやすい。そのため投薬を始めてからも全身所見と検査数値を確認しながら、細やかな治療マネジメントが必要となる。「数十年治療にあたっている方もいます。患部だけをみるのではなく、潜在的な内科疾患のリスク管理も重要です。そのためには患者様の言葉や生活環境もくみ取って、共に歩むという思いで治療に取り組んでいます」と坂田院長。
そんな患者に寄り添う坂田院長の診察を求め、県内はもとより県外など遠方からも足を運ぶ患者も後を絶たない。


スペシャリストによる
チーム医療を礎に
同院は一人ひとりに時間をかけ質の高い診察を行いたいと、原則予約制診療をとっている。看護師の問診に十分に時間かけ、病状はもちろん、病歴や生活環境など丹念に聞き取ってゆく。リウマチ性疾患の原因ははっきり解明されていないが、精神的要因や社会的要因が大きく関わると、院長は長年の臨床から経験している。また投薬治療においてはそれまでの病歴や基礎疾患も重要なカギとなるため、丁寧な問診は必要不可欠。
さらに院内には臨床検査技師も常勤し、採血の検査結果などを即座に診療に反映させる。また患者自身の薬への理解も重要となるので、殆どを院内処方としている。リウマチエキスパートナースはカルテ内容を共有し、病状を把握した上で、適切な指導やアドバイスを行っている。この院長を中心としたリウマチ性疾患のスペシャリストのチーム体制こそが、的確な診断と最良の診療へと繋げているのだ。







