熊本市中央区出水7-36-25
「がん検査専門クリニック」
専門性の高いPET診断を提供
がんの早期発見につながる
PET検査のメリット
2026(令和8)年1月5日に、魚住クリニックから名称を変更した「あかりPET画像診断クリニック」。その名の通りPET(ペット)画像診断を専門とする医療機関だ。がんの早期発見につながるとして近年注目されているPET画像診断。もともとがん細胞は、健康な細胞と比べ、ブドウ糖を取り込みやすい性質がある。この性質に着目し、糖を含んだ薬剤を注射、全身のブドウ糖の代謝活動をPETカメラで画像化する。体内のブドウ糖の状態を見ることで、がん細胞の場所や性質、活動状況まで詳しく診断できる。
がんの大きさ・形を映し出すCTやMRIに対し、PET検査はがん細胞の活動性まで調べられるのが特長。良性腫瘍との鑑別や治療によって死滅しつつあるがん細胞、逆に今後大きくなりそうながん細胞などを見分けることができる。またCTとPETを組み合わせるとさらに精度は上がり、これまで見つけられなかったがんの発見や転移・再発の診断が可能になる。検査は問診後、薬剤を注射し、薬剤が浸透するまで1時間ほど安静待機、その後PETカメラで撮影する流れ。痛みはなく着衣のままで検査でき、一度の検査で全身の診断ができる。検査終了後はすぐ通常の生活に戻れるなど患者にとってメリットも多い。
単なる検査ではなく
安心を届ける医療を
PET診断を専門とする同クリニックは全国でも珍しく、県内で唯一(2026年1月現在)検査薬剤 を院内製造する設備を整えている。クリニック内のクリーンブースで薬剤を製造しているため、緊急の検査に対応できるほか、それぞれの患者の体重に合わせた薬剤を使うことで、より正確な画像診断につながる。 また、PET撮影機器は2台体 制。2026年のGW明けには「半導体PET」を新たに導入する。最新型の機器によって、さらに鮮明な 画像を得ることができる。患者は、9割が臨床施設からの 紹介。主にがん(早期胃がんを除く)の病期診断、転移・再発の診断において保険適応となる。 一方、自由診療の検診としてもPET画像診断が受けられる。全身をくまなくチェックすることから、自覚症状のない早期のがん発見につながるケースもあるという。
「多くの患者さんが〝要検査〞の不安を抱えて来院されます。だからこそ、患者さんの心に寄り添ったクリニックの雰囲気、スタッフの意識を心がけています」と坂本院長。 その言葉通り、クリニックはホテルのような雰囲気。庭木や花々が眺められるロビー、注射後に待機する個室の安静室もリラックスできるよう配慮されている。
新たなクリニック名「あかり」にも患者の希望の光の意味を込めたという。「〝未来にあかりをともす医療〞が私たちの理念。単なる検査ではなく、安心を届ける医療でありたいと考えています」
